2016年6月18日 ブログ
ヘアドネーション
投稿者:角田 剛史
こんばんは
サクラの角田です
先日お客様から聞かれました
『サクラってヘアドネーションしてくれますか?』と。
一瞬なんだったけなーとなってハッと思い出しました
勉強させていただいているオンラインサロンのマルチバースで、記事にしている方がいらっしゃったことを。
その記事を読ませていただいた時に、なんて素敵なことなんだろうと思いました
ざっくり言うと「切った自分の髪の毛を寄付して、病気や怪我で髪に悩みを持つ18歳以下の子供に無料でカツラを贈る」ことです
お客様から言われて、喜んで二つ返事させていただきました。ハイ!と。
むしろ、このような機会をいただけて心から感謝します
当日、腰まで届きそうなロングヘアのお客様ご来店です
4年以上伸ばした貴重なヘアです
大切にカットさせていただきます
事前に調べた情報によると、条件は3つ(髪の送り先のNPO法人JHDACさんホームページより)
1、31センチ以上の長さであること
2、乾いた状態であること
3、切り口を輪ゴムなどでしっかりと束ねてあること
の3点です
それを踏まえ、下準備してまいります
一気に1束に結って切ってしまうと、切り口がばらけやすいので、細かく分けとって輪ゴムで束ねる方がいいそうです
全部でこんな感じです
ちなみにこの時は1束40センチ近くありました
十分です
1束1束緊張しながら切らせていただきました
バッサリと切らせていただきました
切った髪は
このようにまとめて、しっかり包んでお持ち帰りいただきました
そしてあとは通常カットを
すっきりとしたシルエットの綺麗なショートボブにさせていただきました
A山さま
今回このような心温かい活動の手助けをさせていただきありがとうございました
美容の技術がこのような形で貢献できるのは幸せです
JHDACさんでは、ヘアドネーションの活動に賛同する美容室を募っているそうなので、
この機会に参加させてもらおうと思っています
いい機会をくださりありがとうございました
今回、お客様の髪をドネーション用に切らせていただいてからこの記事を書くまで、
色々考えさせていただきました
自分の持っている技術は日々ご来店してくださるお客様のためだけでなく、
こういった形で社会に貢献できるんだと。
サクラをオープンするにあたり、私は1つの志を掲げました
私 スタッフ お客様 この3っつ、どれが上になるでもない、3っつが平等に幸せになる様に生きていこうと。
当たり前の様な言葉ですが、
私(オーナー)のためにスタッフが犠牲になるほどの雇用、労働条件はいけない
お客様至上主義でスタッフ、私が、振り回されてもいけない
スタッフを大切にするために私が倒れたりお客様に負担がかかってもいけない
至極当たり前のことを言ってるとは思うのですが、この三位一体は時に崩れやすくなってる今の社会だと思います
だからこそのこの3っつはと、強く思ってきたのですが、
この三位一体に加え、自分が関わったことのない人を幸せに、喜んでもらえる可能性が出来たんだと、今回のお手伝いで思わせていただきました。
社会貢献 とまでは言えるほど余裕のある人間じゃありませんが、何か少しでも自分の培ってきた技術を貢献できるならこれほど嬉しいことはありません
どういった形で参加するのがいいのか、煮詰めて行動していこうと思います
それではまた^^
かくだ